4泊5日の台湾旅行記。1日目はこちら。
2日目、台北の朝。
朝食は津津豆漿まで足を伸ばし鹹豆漿と炸蛋餅を注文。鹹豆漿は塩気が控えめで食べやすく、炸蛋餅はニラと卵が巻かれていてサクサクふわふわ。朝とはいえかなり暑く、汗だくになりながら食べた。
津津豆漿近くの大龍保安宮を観光。大きくて立派。
大龍保安宮の向かいにある孔子廟も見たかったけど、月曜日はお休みだった。近くにある学校では小学生ぐらいの子どもたちが音楽に合わせて体操をしていて、どの国の子どもも大変だなと眺めた。
近くのスーパーに入ると、日本の米が売られていた。ちょうど日本は米不足の時期だったので、台湾で見つけるなんて……とふしぎな気持ちになった。台湾限定と思われる調味料やお菓子をお土産に購入。
ホテルに戻って体を冷やしてから再度出発。福田一方鳳梨酥のパイナップルケーキをその場で食べる。食感はケーキと言うよりクッキー。調べたら「酥」はパイやクッキーに使われる言葉らしく、ケーキという呼び方が間違っているのかも?
有記名茶でお茶を買い、隣に併設されているカフェで一息ついた。とてもおしゃれな空間で、観光客向けなのか現地の人は一人もいなかった。お茶はおいしいし涼しいので観光中の一休みにおすすめ。
お昼ご飯は原味魯肉飯でルーロー飯、豚足、青菜炒めを食べる。孤独のグルメで取り上げられたこともあり、日本人観光客がたくさん訪れていた。ドラマで見たときは開放的な作りをしている印象だったけど、実際は席数も多くて窮屈だった。味付けは癖がなく食べやすかったけど、台湾料理は油が多いな〜という感じ。
バスに乗って国立故宮博物院へ。日本のバスと違い、台湾のバスは揺れが大きいし席は少ないし冷房の効きが悪く、30分程の道のりで私と夫は体調が悪くなってしまった。
いざ着いたら建物の大きさに圧倒され、気合を入れて展示を見た。聞いていると余計に疲れそうだったので日本語の音声ガイドは使わず、さらっと見るだけにしたがそれでも2,3時間かかった。音声ガイド付きでじっくり見るなら1日は必要だと思う。
博物院は1階から3階まで。同じ階に6部屋ほどあり、各階で複数の企画展が行われていた。私が気に入ったのは清代宮廷と硯の展示。
博物院からホテルまではタクシーで帰った。Uberを使おうとしたけど、依頼する直前に値段が上がった。ちょうど博物院の入り口に黄色いタクシーが停まっていたので、Uberをやめてそちらに乗ることに。
運転手さんとはお互いに片言の英語でやりとりをした。明日には高雄に向かうことを伝えると、忙しいね〜という反応が返ってきた。
タクシーには運転手さんが作った台北の夜市やお店をまとめたファイルがあった。それを見せてくれるだけではなく、夕飯におすすめのお店を自分のスマホを使って教えてくれたりもした。
ホテルに戻る頃には夫の体調はだいぶ悪くなっていて、私が一人で夕飯を買いに行くことに。運転手さんが教えてくれたお店・許仔猪脚面線はかなりローカルで、日本語のメニューがなく、こちらが外国人であっても気にせず中国語しか喋らない店員さんを相手にスマホの写真を指差して注文した。この旅で一番緊張した瞬間だった。
腿肉麪線を2人分注文。必死で食べたため写真を撮り忘れてしまった。かなり豚足が入っていてボリューミー。でもスープの味付けは優しく、スルスルと食べられた。……麺は。食べきれない豚足は夫に食べてもらった。
3日目に続く。